寒さに震えながら制作したのは、『ウルトラマン』第32話「果てしなき逆襲」に登場するザンボラーです。
ご覧の通り、めちゃくちゃ尻尾が長い。エレキング並といっても過言ではありません。
よって尻尾はギリギリまで取り付けませんでした。
今回のポイントはやっぱり背中と角でしょう。いかに電飾しないで輝いているように見せるか。誤解のないよう申しておきますが、僕は電飾を嫌っているわけではありません。むしろ全力肯定派です。目が光ると魂が宿りますもんね。ではどうして自分のキットに電飾を施さないかというと、(これまでやってこなかったから)です。
人にはそれぞれ癖があるように、僕にもそれがあります。統一感とでもいいましょうかね。バシッと揃っているのが好きだし、気持ちがいいんです。電飾をするならすべてしたい。でも、そうしてこなかったし、これからそうする為にはとんでもない作業時間が必要になる。だから、しない。こういう論法です。そう、実に面倒くさい奴なんですよ……苦笑
先日、合成師である新福小太郎さんから早速画像が届きました。まるで本編のスチールを観ているような見事な仕上がりです。でも、僕がニンマリしたのは別の部分。ザンボラーの怒りが発光という形でちゃんと表現されているのが嬉しかった。
詳しい解説はHPのガレージキットコーナーにアップしてあるので、ぜひご覧ください。
・灼熱怪獣 ザンボラー
https://y-komori.net/garagekit/work/ultraman_111.html