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diary.19 コモリプロジェクト第4弾は無敵のガッツ星人

大変長らくお待たせいたしました。コモリプロジェクトの新作、満を持して報告をさせていただきます。

 第3弾を担当する竹谷さんは絶賛モウソウ中、よって第4弾を繰り上げさせました。アイテムは「ウルトラセブン」第39話、第40話、「セブン暗殺計画(前後編)」に登場した分身宇宙人ガッツ星人です。

ちなみにこれ、新作原型ではありません。プロジェクトを立ち上げた当初から謳っておりましたもう一つの柱、「復刻」となります。原型は森下要氏、2004年に怪々大行進のNO.16として発表されました。大きな丸い頭、全身のバランスとスーツの弛みや皺、一切ポージングに頼らない造型勝負のシンプルな立ち姿。30cmサイズのガッツ星人としては他に類を見ない素晴らしい作品になっています。24日発売のホビージャパンにも記事を掲載しております。ぜひとも手に取ってご一読くださいますようお願いします。

受注受付は2022年初頭より行います。どうか年末年始、お金を使い過ぎないようにしてください(笑)

最後にこの写真、フィギュアはガッツ星人だけではありません。昔懐かしい怪獣図鑑を模して、トタンから材木、自転車に至るまですべて造型物となっております。制作は土井眞一氏が行いました。このこだわりが我がプロジェクトのモットーです。

diary.18 展示

コモリプロジェクト第1弾のネロンガ、第2弾のティグリスをお店のショーケースに展示させていただきました。この二体は僕が彩色したものです。

画でも料理でもそうですが、直に見るとやっぱり違います。写真は加工も出来るし、見せたくない部分は周到に隠します(笑)でも、直見はエアブラシや筆の使い方、上手くいった部分も失敗している部分もすべて曝け出される。感じる要素が沢山あると思います。これってつまりLIVEなんですね。

制作したキットを展示会でどーんとお見せするのもいいんですが、それをやるには会場の問題やコロナのタイミングなどいろいろ重なってきますからね~ だから今はこんな感じで知り合いのお店にキットを貸し出そうかと考えています。ガレージキットを知っている人にはもちろん知らない人にも造型の素晴らしさ、色使いの面白さに触れて欲しいですから。

この二体は福岡市天神の天神ロフトビル地下1Fにあるホビーショップ、トム・ソーヤさんにあります。お近くに来られた際はぜひ立ち寄ってくださいませ。たまに僕も顔出してますから見かけたら遠慮なく声をかけてくださいね!

ホビーショップ トム・ソーヤ (ocnk.net)

diary.17 宇宙鳥人

先日、アイロス星人を完成させました。これがたいそう評判がよく、お褒めの言葉を沢山頂戴しております。おそらく皆さん、制作の面倒さを分かっていらっしゃる。
「よくぞ地道に塗り上げた。褒めて遣わす」
 「ははぁ~っ!」 
そんな感じです(笑)

折角なので、キットのページに載せているのとは別の画像を貼っておきます。いつものように完成した直後、仕事場の机で撮ったものです。

 レシピなど詳しい記事はガレージキットのページにアップします。
そちらの方もよろしくご一読ください。

ガレージキット – 宇宙鳥人 アイロス星人

diary.16 デカい獣

アス工房デカものチャレンジ後編、有翼怪獣チャンドラー、完成です。

浅川さんのキットに触れたことのある人は分かると思いますが、どれもこれも緻密であり大きい。取り回しも大変だし、その分、塗り込みも忍耐とテクニックが問われます。

だいたいチャンドラーの体色って分かります? なんとなくこげ茶色っぽいとか、埃っぽいとかだと思うんです。でも、それをどうやって表現していくかは難しい……。毎回悩みまくりですが、浅川さんのデカい獣は特に悩ませられます。でも、それがまた楽しいんですけどね(苦笑)

詳しい記事はガレージキットのページにアップします。
よろしくご一読ください。

ガレージキット – 有翼怪獣チャンドラー

diary.15 リペイント

アス工房デカものチャレンジ、先に完成したのは岩石怪獣サドラでした。

ポーズといい皮膚のテクスチャーといい素晴らしいキットです。浅川さんの匠の技が光ります。それを台無しにしないよう彩色も奮闘しました。詳しくはキットの解説の方をご覧ください。
ガレージキット – 岩石怪獣サドラ

さて、こうなると昔作ったサドラが気になります。あらためて眺めてみると、随分と色合いが寂しい。全体がこげ茶色でくすんでいる感じがします。今なら色味の記憶が新鮮ですからね。ということで急遽リペイントすることにしました。

塗装した色を剥がすことは一切しません。この色に新たな色を足していけば深みが生まれます。明るい茶色や深い青をエアブラシや筆で塗っていくと、だんだんと赤い魔獣の雰囲気が立ち上がってきました。

リペイントをするもしないも自由ですが、僕からすればしないのは勿体ない気がします。昔より今の方が技量も表現も上ですからね、再塗装された完成品がカッコ悪くなるワケないんです。僕なんかエンドレスでリペイントしていられるくらいです(笑)

diary.14 ホビーライフ

ティグリスとネロンガの発送を終え、プロジェクト的には一段落しております。もちろん、次の準備は静かに進行していますし、新たな展開に通じる打ち合わせもしております。

さて、世の中は今だコロナ禍の中。しかも降り続く大雨でなかなか身動きが取れません。こんな時は(こんな時も)家で好きなことに没頭するのが一番です。
ラゴン以降に完成させた作品を並べますと、

・磁力怪獣マグネドン   アトラゴンGK  宮崎逸志氏  
・月ノ輪怪獣クレッセント ゴート      杉本浩二氏
・宇宙小怪獣クプクプ   かなめみお    森下要氏

―――です。
マグネドンの体色の複雑さ、クレッセントの造形美、まさかクプクプを制作できる日がくるなんて! ……という感じで楽しみました。興味のある方は解説を別ページに載せていますのでそちらをご覧ください。というより、ここを読んでいらっしゃる方はとっくにご存知ですよね(笑)

小怪獣を作った反動からか、アス工房さんのデカいキット(それも二体)に手を付けました。歯応え満点のキットですから、たっぷり楽しみたいと思います。

diary.13 完売御礼

暑中お見舞い申し上げます。

国内ではオリンピックで熱戦が繰り広げられ、感染者数はうなぎのぼり。ちなみに昨日は土用の丑の日。もうなにがなんだかぐちゃぐちゃな感じですね~。こんな時は涼しいところでガレージキットを作りましょう。

昨日を以て、第2弾ティグリスの一次生産分が完売いたしました。すべて皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。

平成怪獣を30cm強のサイズで世に送り出すことは大きなチャレンジでした。ネームバリューもそう、価格面も含めて大いに冒険でした。しかし、ティグリスを知らないオールド世代が形や造型のカッコ良さに惚れたと言ってくださり、反対にヤング世代は待ってましたと喜んで迎えてくれました。裾野を広げる。これぞ僕が夢見た状況です。本当にチャレンジして良かったと思います。

コモリプロジェクトは次なる目標に向かいます。けれども、次回のタイミングでネロンガ、ティグリスともに追加生産を致します。待ってさえいれば必ず買えるガレージキットを目指して。

重ねて、皆さま、心からありがとうございました。

2021.07.29
コモリプロジェクト
代表 小森 陽一

diary.12 発送準備

お待たせしております「ティグリス」と追加生産分の「ネロンガ」、
発送準備、着々進行中です。
今週中にはすべてお届け出来ると思います。
どうか楽しみに待っていてください。

追記
プロジェクト第5弾までの情報(未発表)をインストに掲載しました。
皆さんにいち早くお知らせいたします!

diary.11 海の人

先日のこと。疲れて果て、仕事場のソファに寝転んだんです。見るともなく棚の方に  
視線を向けると、この方とバッチリ目が合いました。もうね、完全に呼ばれましたよ……(苦笑)
というワケで海底原人ラゴン、完成です。

めちゃくちゃスリムでスタイル抜群です。顔は小さい、手足は長い、完全なモデル体型ですね。マイケル・ジャクソンを思い出しますが、このラゴンは女子。「映像研には手を出すな」の金森氏って言ったら怒られるかな。

キットはマーメイド、原型は大石透氏の手によるもの。初版は1986年発売だそうです。今回、僕が制作したものはアトラゴン宮崎氏が2000年に復刻したもの。それでも21年前なんですね。資料も少なかっただろう時代に、これだけの造型物が誕生しておりました。いや、それだけではなく、このラゴンに使用されたレジンは常圧の流し込みでも気泡が入り難くする為の特殊ブレンドを、アメリカのケミカルメーカーに発注して生産したものなんだそうです。レジンにも様々な試行錯誤があったんですね~。そんな想い出を怪物屋の吉尾氏がさらりと教えてくれました。 

彩色は深い海の底をイメージして濃い青から入りました。そこから緑を重ね、黄色や茶色をまぶしました。ラゴンの特徴であるヒレはクリアーを何層も塗って滑りを狙いました。

どんなに忙しくても趣味はやるべきですね。気力やアイディア、生きている実感が湧いてきます。

diary.10 復刻

海底原人ラゴンです。名獣ですからね、これまでに多くのキットが生まれました。ビリケンにウェーブ、パオ、ハイライトにアス工房! どこのキットもラゴンの特徴を捉えた素晴らしい逸品です。このマーメイド版も間違いなくその一角を占めるでしょう。

しかし、ガレージキットの哀しい性質……。どうしても少数生産なので一度買い逃したら手に入り難くなってしまいます。もちろんオークションサイトを利用すれば巡り合うこともありますが、人気があればあるほどかなり高額になってしまいます。だから復刻なんです。あきらめていたあのキットが手に入る! 復刻ってほんとにありがたいですよね。

マーメイド大石透さんの原型をアトラゴンGKの宮崎さんが復刻されたラゴン、生前、宮崎さんにプレゼントされました。長らく仮組したままだったんですが、先日、ふと目が合ったんですよ。やっぱり復刻ということが頭の片隅にあったからでしょうかね。そう、コモリプロジェクトで復刻させるキットもすでに決定しています。

スタイル抜群のラゴン、どんな色を乗せていこうか妄想中です。