誰もいなくなった地底基地を今も管理するロボット、それがユートムである。異なる三種類の胸のマークは何か意味するものがあるのか?他にも別のマークがあるのか?そもそもユートムは誰が作ったのか?劇中では一切あきらかにされない………。謎だらけのロボット、それがユートムだ。
あまりの造形の素晴らしさに、見惚れながらの作製となった。大小の歯車が噛み合って構成されたアナログ感たっぷりの顔、右手にハンマー、左手に銃という戦闘的な出で立ち、膝を曲げないで歩くといういかにもロボットっぽいポーズ、どれ一つとってもユートムらしさが溢れている。こんな造形ができるのはやはり川岸氏、いつもながらに感服させられる。ユートムの塗装は全身をダークグレーで塗る事によってスタートした。墨入れはエナメルのブラック。乾いたのを確認してシルバーやゴールド、部分的にカッパー、仕上げにホワイトなどを使ってドライブラシしてある。肘や膝の輪ッかはブラックで筆塗り、また胸のマークも資料を何度も確認しながら筆塗りしてみた。いつの日か後2体ユートムを手に入れる事が出来たなら、異なる胸のマーク3体を一同に並べてみたい………。
全長 |
全長 |
重量 |
原型師 |
170mm |
85mm |
150g |
川岸 敬厳 |
|