VOLKS
人工生命 M1号
Chapter of ULTRAQ 〜M1〜
第10話 『地底超特急西へ』より 人工生命 M1号
VOLKS JUNIOR ULTRA Q WORLD NO:014
 


インスタグラムで怪獣キットの写真をアップするようになってから、データ確認の為に自分のHPにある記事を見直すことが多くなった。すると……M1号の記事がない。どこにも見当たらない。これまで作ってきたキットは全部記事に起こしたつもりだったのに、どういうワケだかすっぽりと抜け落ちていた。M1号はかなり昔に作ったキットだ。だから、当然書いているものだと勝手に思い込んでいたようだ。M1号、ごめんなさい。ワタシハ カモメ ワタシハ カモメ……許してくださいませ。
というわけで張り切っている。今回は張り切って書かざるを得ない。M1号はウルトラQに登場する怪獣群の中に置いて異彩を放っている。人工生命という存在であり、サイズも2mほど。光線を出すとか炎を吐くなどの特別な能力も持たず、ただ鼻を垂らして「ウホウホ」言いながら動き回るだけだ。猿人のような愛嬌のある顔はウルトラファンの間ではお馴染だったが、昨今ではダウンタウンの浜ちゃん似ということで新たなファンを獲得した。唇が大きく、目や鼻が真ん中に寄っており、しかめっ面な印象の顔は、確かにどこか浜ちゃんを思わせる風貌である。
キットはボークスの重鎮、圓句氏が造型した。片足を上げてシェーッのようなポーズを取るM1号は、ユーモラスなキャラクターのイメージ通りである。長い手足と、全身の毛、お尻にちょこんと飛び出た尻尾もしっかりと表現されている。あらためて眺めると、ウルトラQのキットをコンプリートする上ではやはり欠かせない存在だと思う。塗装は全体にブラウン系を使った。毛の部分は黒寄りに、毛の無いお腹や手足の先はイエロー寄りに。部分的にアクセントでレッドブラウンなどを使えば、立体的に見えてくる。唇はしっかりピンクだ。これは着ぐるみを作った高山さんならではの色であり、高山唇ともいわれる。目は中に入った役者さんのものがそのままなので、ブラック、ブラウン、クリアーを使って黒目がちに仕上げた。艶はない。しかし、口の中と鼻水だけは濡らしておいた方が、よりリアルなM1号に見えるはずである。
余談だが、この回は乗務員役で金城哲夫氏が熱演されているのも見逃せない。





全高 重量 全パーツ数 付属品
155mm 170g 3点 いなずま号
材質 原型師    
ウレタン樹脂 圓句 昭浩