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第26話 『怪獣殿下(前編)』 第27話 『怪獣殿下(後編)』より 古代怪獣 ゴモラ TYPEV VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:153 |
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全く可哀想な事をした。完成させたJr.のキットはすべてアップしているものとばかり思っていた。それがゴモラを……、一番好きな怪獣であるゴモラを忘れていたなんて。己の目の節穴加減に呆れて果てるばかりだ。 ボークス製のゴモラはこれで四つ目のアップという事になる。OHの大石氏、タイプTの光野氏、タイプUの川岸氏、そしてタイプVの河本氏。いいねぇゴモラ。幾つ作っても飽きるという事がない。圧倒的なまでの雄々しさ、ウルトラマンを一敗地にまみれさせる猛々しさ、光線技を一切出さない潔さ。何より姿形が文句無くカッコいい。成田&高山コンビの大傑作だとあらためて思う。アトリエには後2体のゴモラが控えている。村田氏のクラシックゴモラと浅川氏のビッグゴモラ。楽しみはまだまだ続く。 さてこのタイプV、作成した時期はとても古い。一度はきっぱりと止めてしまったガレージキット作り、それがとあるきっかけにより再び火が点いた。久しく足が遠退いていたボークス店舗に駆け込み、棚の奥でほんの僅かに売れ残っていたキットを買った。タッコング、ベムラータイプVなどなど、片っ端から熱に浮かされたように勢いに任せて作ったのを覚えている。なるほど、今あらためて眺めて見ると、塗りは甘い。塗って塗って汚しましたの感丸出しである。しかし、これはこれで良しだ。拙い腕(実は今もさほど変わらないが……)ながらも格闘したあの頃の証、年輪なのだから。なんだか懐かしいなぁ。ちょうどこの頃、机の上には海保の資料を広げて「海猿」を書いていたんだっけ。焼けぼっくいに火が点いたキット作りが、今も現在進行形で続いているなんて……ちょっと想像も出来なかった。どうやらこの趣味は一生モンになってしまった感がある。
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