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第20話『恐怖のルート87』より 高原竜 ヒドラ TYPEU VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:172 |
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ウルトラマンにおいて鳥型の怪獣は珍しい。羽を持つものにはチャンドラー、ドドンゴ、ドラコなどがいるが、「鳥」のイメージからは程遠い。交通事故で死んだ少年の魂が乗り移ったかのように、国道87号線で次々とトラックを襲ったヒドラ。真っ赤に燃える目は怒れる荒鷲そのものだった。ヒドラタイプUの原型は鎌田氏が担当している。口は開いてもヨシ、閉じてもヨシの選択式。全身を覆う鱗のような皮膚の表現も丁寧で、羽を左右に大きく広げた立ちポーズにまとめてある。だが、サイズはJr.ワールドの中でもかなり小振りで少々迫力に欠けるのは否めない。手乗り文鳥というより大鷲のイメージで猛々しヒドラが見たかった。さて、ご存知のマニア諸兄も多いと思うが、ヒドラのスチールには体色の異なったものが2種類存在する。茶寄りと緑寄りだ。せっかく2つのタイプがあるのでヒドラタイプTは茶、Uは緑を意識して塗る事にした。 ベースはブラックを足したマホガニー、墨入れを施して全体をグリーン系でブラッシングした。仕上げにエッジの立った部分に敢えてブラウンを乗せ、全体を茶色に逆戻し。トーンの調整を行った。
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