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第16話 『科特隊宇宙へ』より 宇宙忍者 バルタン星人二代目 VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:052 |
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セミ人間の改造だった初代に対し、こちらはまったくの新造である。尖った頭、突き出した丸い目、そして巨大な鋏、コンセプトは初代とまったく同じなのに、受ける印象はまるで違う。そう、初代には遠く及ばない………。だが、物語の中でその存在は初代に十分匹敵するほどのインパクトだった。スペシウムが弱点というバルタン星人は、ウルトラマンと対戦後、なんと自らの身体に改造を施し胸に反射板を取り付けた。道具を使わず敢えて肉体を改造するという狂気の発想………、この不気味さこそがバルタン星人たる所以である。二代目の原型を作ったのは林氏、鋏を振り上げ不適に嗤うバルタン星人の姿は劇中そのままである。 ベースの塗装は初代と同じ工程を辿った。ただ、仕上げは違う。ブルーとブラウンの色調が強い初代に対し、二代目はレッドとイエローが全面に出ている。背中やスカート、足のラインにもイエローを追加し、最後に軽くイエローFSを吹いて色調を整えた。初代の時にはなかった頭部の赤い電飾も忘れずに。
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