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VOLKS 磁力怪獣 アントラー TYPET
Chapter of ULTRAMAN 〜ANTLAR TYPET〜第7話 『バラージの青い石』より VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:024 |
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![]() アントラーの触覚は当然の事ながら自作である。針金を折り曲げてそれらしく見えるように作ってみた。塗装はベースにブラックを足したブラックグリーンを吹いた。ドライブラシはグリーン系やイエロー系、所々深みを出す為にブラウン系の色をエアブラシで吹き付けてある。お腹はオレンジや山吹色、背中のコブは数種類のブルーで濃淡を出してみた。 ――というのが前回までのコメントである。この度、展示する為に久し振りにショーケースから取り出してみると……ポロリと頭が外れた。それだけでは済まず、胴体と足までもが分裂。強さではウルトラマンに引けを取らないアントラーが、目の前で無残にもバラバラになってしまった。接着部分をよく観察すると、しっかりと周囲に接着剤が廻っておらず、どうやらパテだけでくっ付いていたような状態だった。これはつまり「リペアしろ」という怪獣の神様のお達しだ。
先ずは色を塗り替えることにした。このアントラーを彩色したのはおそらく二十年ほど前になる。当時と今とでは資料の豊富さ、色彩の正確性がまったくといってほど違っている。全体のトーンをブラックグリーンからジャーマングレーに塗り替え、胸の部分のイエローとブルーのラインを鮮やかに強調した。背中のコブもそうだ。ブルーの真ん中辺りには微かにグリーンが乗っている。それも再現した。鋭い鉤爪は赤寄りのブラウンに塗り替え、口元や大顎の裏側にもブラウンを置いた。二度と外れないように頭と身体をマジックスムースで固めた後、エナメルのサンドイエローで土埃をまぶしていく。ど れくらい土っぽくするかはそれぞれの好みだ。僕は地の色が隠れても構わないくらいの勢いで汚してみた。最初の方に書いたアリジゴクの印象がまさしくそうだったからだ。
かくして甦ったアントラー、艶もしっかりと調節され、形の良さに悦に入っている。あらためてボークスJr.シリーズは偉大な造型物が集まっていたのだと知らされる思いだ。 ![]() ![]()
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