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VOLKS 二次元怪獣 ガヴァドン A
Chapter of ULTRAMAN 〜GAVADON A〜第15話 『恐怖の宇宙線』より 二次元怪獣 ガヴァドン A VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:120 |
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見慣れたはんぺんのようなフォルムとはちょっと違う。という書き出しの解説文でアップしたガヴァドンA、なんと高垣氏が作った成田デザイン版の方だった。おそらくはそれで書いたつもりになってしまったんだろう。今回、必要にかられてガヴァドンAの写真を撮ったのだが、今の今までHPのギャラリーにアップしていない事に気づいていなかった。2007年に作ったものだから15年も昔だ。ガヴァドンA、ほんとにごめん! ボークスJr.シリーズにてガヴァドンBが発売されたのはかなり初期の方だ。ナンバーを調べると45となっている。ガヴァドンAのナンバーは120だから、形になるまでに三倍近くの開きがあったわけだ。こうなった理由を自分なりに推測してみると、 @ ガヴァドンBにはオマケとしてガヴァドンAが付属していた。 A おそらくその時点でアイテムとしての役目は終わっていたのだろう。 B しかし、原型師の村田さんは「コンプリートするならオマケじゃなくてちゃんと作りましょうよ」と進言した。 C ついにガヴァドンAはオマケから脱却、単体としてシリーズの一翼を担うことになった。 もちろんすべてが僕のモウソウなので真実は分からない。以前、ボークスの重田社長とお話しをした際、Jr.シリーズは登場する車から兵器、出演者まですべてをキット化すつもりだったと言われていた。それを思えば、Bはむしろ重田社長から村田さんに「作ってよ」という流れだったのかもしれない。 造形は村田氏だ。もちろん素晴らしい。ワンパーツの一発抜き、片側のポッチリは爆発物の埋め込み、胴体から尻尾にかけての白いラインは攻撃で千切れてしまう部分だ。形は何度も言うようにはんぺんだが、よくよく見れば複雑であり、裏側を向ければ可愛らしい足だってある。村田氏のこだわりのある仕事はここでも存分に発揮されている。 当然ながら彩色も一筋縄ではいかない。白っぽいのだが、緑でもあるし黄でもある。シンプルなものほど難しいのだ。味わい深さを出す為に、ライトグリーン、ライトブルー、タンにグレーと様々な色を掛け合わせて仕上げている。 などといろいろ書いてきたが、本心はようやくガヴァドンAをアップ出来たことにホッとしている。
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