一度は作りたいと思い続けていたガイガン。今回、橋本版を手に入れ、ようやく想いが叶いました。……しかし、デカい! 重たい! 難しい! 大きさはほぼ40cm、重量は3s越えとジャンボサイズ。抱えて塗るのも一苦労、腕の筋肉がぷるぶるするくらいのシロモノでした。流石は橋本さん、思いに任せて造りたいように造られたんでしょう。オーラがほとばしってます。
今更、橋本さんの造型に関して四の五の言う事などありません。どうだ!って感じのガイガンです。作業の注意点としては、パーツ接着の順番ですね。間違えると結構大変なことになります。僕は毎回、手に抱えるようにして塗装するので、羽根の接着は後にしました。これは当然ですよね。頭もギリギリまで付けませんでした。まず、胴体と手足、尻尾をくっ付けてベース塗装までもっていき、同じようにベース塗装した頭を接着。次に羽根を塗装して、先端についている突起をクリアーで塗って装着。羽根は真ん中から胴体に取り付け、パテ埋め、修正、塗装。仕上がったら左右の羽根に移行します。口の両側にある鉤状の刃は一番最後にしました。なるべく持ち手の部分を多く残し、別々に塗装して組み合わせていくという感じです。それからもう一つ、羽根の先端に取り付ける突起はピンバイスで穴を貫通させなければなりません。これがまた一苦労です。ピンバイスの位置がズレると、突起が割れたり、欠けたりします。予備が三つしかないので細心の注意が必要です。これから作るという方は参考にしてみてください。
塗装前に写真や映像を見ましたが、ガイガンの爪や角、刃などの色はどうやら二種類あるようです。赤みを帯びた錆色と体色と同じ緑青系の色。僕はゴジラ・ストアの公式ビジュアルブックの表紙を参考に、錆色でこれらを表現してみました。個人的にはこれで気に入ってます。初めてのチャレンジでしたが、サイズ同様、重厚感のある雰囲気に持っていけたと自負しております!
全高 |
重量 |
パーツ数 |
材質 |
395mm |
3100g |
16点 |
ウレタン樹脂 |
付属品 |
原型師 |
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モノアイ(クリアー・通常) 頭部クリアーパーツ 羽根の先端(21コ×予備3コ) |
橋本 智 |
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