別名の通り、ものの見事に悪質な宇宙人。こと卑怯さに掛けては他の追随を許さないほどである。ただし造形は非常に魅力的だ。全身は基本色が宇宙をイメージさせるシルバー、しかし、余計な箇所をばっさりとナイフで削ぎ落とし、肉の断面を敢えて晒すかのような醜悪さ………。目なのか耳なのか、紫色の切れ込みの奥に光る赤い点滅がなんとも禍々しい。レギュラン星人には洗練で宇宙的な感じとグロテスクさが入り混じっている。このテイストは昭和にはなかったような気がする。デザイナーの丸山氏が生み出した傑作の一つだと思う。
塗装は全身をダークグレーで行った。先に窪んだ部分をブラウンとパープルでドライブラシ、食み出した所を含め、シルバーにブラックを足したものでドライブラシした。雰囲気を重視した為、少々暗めの仕上がりとなっている。
全高 |
全長 |
重量 |
原型 |
175mm |
80mm |
160g |
造形村 |
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