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コモリプロジェクト 無双鉄神 インペライザー
Chapter of ULTRAMAN MEBIUSU 〜IMPERISER〜第29話 『別れの日』 第30話 『約束の炎』 第48話 『最終三部作T 皇帝の降臨』 第49話 『最終三部作U 絶望の暗雲』より 無双鉄神 インペライザー |
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インペライザーは『ウルトラマンメビウス』の終盤に登場したキャラクターです。別名に"無双"とある通り、そりゃもう怖ろしいくらいに強く、一切容赦がありません。鉄が熱く焼けた後、乾いて硬く締まったような体色は威圧感たっぷりで、パワーは折り紙付きな上に頭部の三連装ガトリング砲と両肩に砲門を持ち、上半身をぐるぐると回転させながら滅茶苦茶に撃ちまくります。出て来たら(もうダメだ……)という絶望を与えるような無慈悲な存在です。実はそこに強く惹かれました(笑) 造型は『ZO MODELS』の伊原源造氏にオファーしました。シリーズ展開する上でいつかはメカ怪獣も加えたいと常々思っていたのですが、怪獣という括りではあるもののインペライザーはマシンの要素が強いです。よって誰でもというわけにはいきません。源造さんなら必ずや格調高く仕上げてくれるという確信があり、その期待は見事に具現化されました。全高33cm、パーツ数65、見える部分はもちろんのこと、見えない部分にも徹底的にこだわった圧倒的な造型となっています。普段は怪獣の造型物にそれほど興味を向けないうちの奥さんでも、組み上がった原型を見て一言、「カッコイイね〜」と呟きました。そうなんです、一目見た誰しもを夢中にさせるオーラがこのインペライザーにはあります。 実はこの完成品、出力した樹脂原型に直接彩色を施したものです。発売のタイミングや雑誌の〆切などの関係でそうなりました。よって、レジン版とは若干異なる部分があります。いわばインペライザーの0号機ですね。ベース塗装はプロジェクトメンバーの土井眞一氏が行い、僕は仕上げ塗装を行いました。ズッシリと重たいボディを小脇に抱えて作業を進めていくと、色が重なる度に凄みが増していきます。これにはワクワクしました。なるべくオリジナルの体色を踏襲しながらも、全体を鈍い黒鉄色でまとめ、艶を調整してみました。 作ってみての感想ですが、インペライザーは自由度が高い気がします。いろんな体色、文字を書き込んだり、デカールで機体番号なんかが入っていても似合うでしょう。皆さんの作例を見るのがとても楽しみです。
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