2010/7/13 火曜日

『今回は日記風に―――』

小森陽一日記 14:02:15

「右足受難」

右足のアキレス腱を切った嫁さんの傷もようやく癒えてきたと思ったら、今度は親父が手術と相成った。ヘルニアである。少し前から腰が痛かったらしいが、6月末にはもう右足が痺れて動けない状態になっていた。幾つか病院を回り、判明したのが椎間板ヘルニアである。そこで切除手術を行なった。くしくもその日は七夕、織姫と彦星が年に一回出会う日だった。
結果は良好、動かせなかった右足もすっかり元通り、歩けるようになったと母から電話があった。日曜日、長崎に住んでいる妹夫婦と時間を合わせてお見舞いに行った。先に到着していた姪っ子と遊んでいた親父は顔色もよく、大きな個室で自由を満喫中の様子であった。それにしても右足の受難が続く。三度目の正直という事もあるし、右足には注意をしておこうと思う。

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「名古屋場所の番付表」

大相撲、名古屋場所は件の野球賭博問題で揺れに揺れ、とうとうNHKが中継をしないと決めた。
「あの相撲中継の穴を一体どうやって埋めるんだろう………?」
以前番組のディレクターをしていた関係もあり、相撲を中継しないという決定そのものよりも、中継が飛んで出来た穴をどうやって埋めるのか、そっちの方が気になった。そんな事も含め、この平成22年名古屋場所は今後の大相撲を語る上で、永遠に忘れられないものとして記憶されるんだろう。北の湖部屋のT力士からいつも送って頂いている番付表、そこには大勢の力士と並んで、「大関琴光喜」の文字がある………。国技と暴力団、一見真反対のようなイメージが結び付いてしまった衝撃、これを払拭するには相当の時間が掛かると思う。いや、もはや払拭は出来ないかもしれない。それを少しでも薄める方法があるとすれば、力士が力士として土俵の上で嘘のない勝負をする以外にない。それしか大相撲を甦らせる道はないと思う。

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「祝!ドラマ!!」 

我が盟友の話。久保ミツロウ原作の「モテキ」の連ドラが、いよいよ今週金曜日よりテレビ東京系列にてON AIRと相成る。マンガを続けていく上での曲折、ドラマ化までの遠い道のりや苦しみなど、実に様々な苦労があった事を僕は知っている。だからこそ、作品が大ヒットし、ついには実写というカタチになるという現実が素直に嬉しい。出来るなら久保ミツロウを神輿の上に乗っけて、「よっしゃよっしゃ!」「天才秀才偉人才人!」と掛け声を張り上げ、街を練り歩きたいほどである。
これで本人にも「モテキ」が来ればもはや言う事はない。

ほんとによかったな、みっちゃん。おめでとう!!

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