『お手並み拝見 マンガ編①』
これも映画と同じように時々質問される。
「どんなマンガを読んでますか?」
もちろん色々読んでますよ。仕事上で資料になるものから、友人知人のもの、そして純粋に気に入ったものまで。ここでは最近のラインナップを並べてみたいと思います。
『義風堂々!!直江兼続 前田慶次月語り』
原哲夫・堀江信彦原作 武村勇治作画
言わずと知れた原哲夫先生の「花の慶次」、その番外編と言うか続編と言うか、兎に角その線上にある新たな物語。慶次が語るもう一人の傾奇者、上杉きっての知略を誇った直江兼続が主人公である。原先生の描く圧倒的な漢を「我が名は海師」で苦楽を共にした武ちゃんが描いてます。武ちゃん、ほんといい画入ってるよ!
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『モテキ』 久保ミツロウ著
最初に読んだ時、「あ、来たな」と予感があった。「電車男」の再来だと感じた。藤本幸世、20代最後の夏―――、何の前触れもなく唐突にモテ期がやって来る!掴まれたら最後、久保節で一気に市中引き回し、幸世ならぬあの世の果てまで追い込まれます。ちなみにうちの娘がモデルの話あり、モテキの小学生、魔性の女って奴です。
『宇宙兄弟』 小山宙哉著
宇宙飛行士を目指す兄弟の物語、だからタイトルは「宇宙兄弟」。冗談みたいなタイトルだが一読してビックリ!!面白味と情報が絶妙にブレンドしてあってほんとに素晴らしい。ムッタとヒビト、素敵な兄弟愛がまた楽しい。羨ましくて大好きな作品です。
『聖☆おにいさん』 中村光著
ブッダとキリストが休暇を取って天界から東京は立川へご光臨、小さなアパートをルームシェアしてお住まいになられています………。―――ってなんじゃそりゃ!?と思うけど、読み出したら最後止まらない。次から次に出て来るネタが兎に角ツボで、飛行機の中で読んでた時、隣に座ってたサラリーマンから変な目で見られてました。よほど奇異な顔してたんだろうなぁ。
面白いマンガを読むとこうなります。幸せな気分と羨ましさと妬みと嫉みとやっかみとでドロドロ………。でもこれがいいんだよな、明日への活力に繋がるから。これからも目一杯ドロドロになって行こうっと!!