『桜』
花見はもう何年もした事がない。桜の下で弁当を広げて食べたり、夜桜を眺めながらお酒を飲んだり………。そういう愛で方をしなくなって随分経つ。だが、桜は好きだ。散歩の途中、買い物の途中、夜の飲み屋街へタクシーで移動中、気付けば桜の方をぼんやりと眺めている―――。
………さて、桜にばかりかまけてもいられない。桜というと新年度、そう仕事だ。現在、様々な作品が同時進行で進んでいる。皆さんにご披露出来るのも近い。
「まずは自分が楽しみながら―――」
桜のように華やかな、そして、桜のように皆さんに愛されるような作品を目指したい。