『アンギュラ・ジャポニカの卵』
2月2日、世紀の大発見が一斉に報じられた。ついに天然ウナギの卵が見つかったのだ。これまで誰も見た事がなかった天然ウナギの卵、かのアリストテレス曰く「ウナギは泥の中から自然発生する」(そんな筈あるかっ!?)などととんでもないご発言をするくらい神秘に満ち溢れていたウナギの卵………。それをとうとう陽の当たる場所で見せてくれた。塚本教授、本当におめでとうございます!
塚本教授とは昨年の10月に東大の大気海洋研究所でお会いした。その時の模様は10/20「東京にょろり旅」に綴っている。調査船「白凰丸」での数度に渡る海洋調査、苦労話が全然苦労に聞こえないほど面白い調査体験、そしてこれからの夢の話………。教授からは限られた時間の中で色んな話を聞かせていただいた。
その時、2009年5月に行った調査の話題も出た。それが約2年という時間を費やして今回の大発見に繋がったのだ。教授が「私はあと2年で定年です」と仰られていたが、ウナギの神様はその前にやっぱりビッグプレゼントを用意してくれていた。どちらも流石である。
ウナギの卵が見つかって僕も俄然勢いを得た。年内中に教授にプレゼント出来るようしっかりと創作に励もうと思う。楽しみに待ってて下さい!
そしてもう一度、本当におめでとうございます!!!