『命の洗濯』
３泊４日で南の島グアムへ、まさに命の洗濯へと行って参りました。
奥さんがプランを立てたこの家族旅行、僕はと言えば出発直前まで仕事に追われ、旅先での事など爪の先ほども想いを馳せられず仕舞い………。青い海も広い空も澄んだ空気もまったく現実感の無いままバタバタと飛行機に乗り込んだのでした。
―――しかし、来て見るとやっぱりいいもんです。水平線に沈む夕日、波の音を聞きながらバルコニーで煙草を一服、スーッと疲れが抜けて行くような感じでした。雨季だというグアムも幸い天気は大崩れせず、アクアコムを装着しての海中散歩やクルーザーに乗ってのドルフィンウオッチング、珊瑚礁を眺めながらのシュノーケリング、地元の人達と一緒に砂浜でダンスやウクレレに興じる………、その間は仕事の事を完全に忘れられました。まさに命の洗濯と言うべき貴重な時間となりました。
………でもね、戻って来た途端現実が。南の島でアホになってた分、一層激しく頭と身体に堪えて来る………。帰国して数日が経ちましたが、南の島の出来事はもはや幻のように遠く霞んでおります………。そして更なる現実も。
「お金いっぱい使ったから蓄え減ったね」
奥さんのサラリとしたこの言葉が胸に刺さります。ハイ、頑張ります。一生懸命働かせていただきます！
天候不順の夏、仕事に追い捲られた夏、南の島での短い夏、色んな出来事がありつつまた今年の夏が過ぎ去りました。秋にはどんな事がありますやら。皆さん、引き続き宜しくお付き合い下さいませ。
