2007/5/15 火曜日

『上京』

小森陽一日記 13:59:19

毎月、一度は上京する。細々とした打ち合わせは電話で済ませるが、例え30分でも直接会って、顔を見て話さなければならないものもある。一体それはどんな重要なものなのか、今回は特別に上京時の過ごし方をご紹介しようと思う。

今回は2泊3日での上京だった。

木曜日、映画プロデューサーS氏と夕食を共にしつつ談笑、新しい企画や業界の裏話を肴に杯を重ねる。その後、「海師」の担当Kくんと合流し、3人で六本木へ移動。

そこで、某マネージャーのFさんやスピリッツの編集Mさん、「トッキュー!!」の担当Sさんと合流して楽しく盛り上がる。

金曜日、お昼前、池袋のメトロポリタンホテルで円谷プロのK氏と桜井浩子氏と待ち合わせ、昼食を共にする。桜井さんはご存知、江戸川由利子でありフジアキコであるその人である。その後講談社に移動、「トッキュー!!」の打ち合わせ。S、T両編集者と久保のみっちゃんと共に今後の展開などを話し合う。そして小学館へ移動、「海師」メンバーと共に夕食を取りつつ飲む。編集のKくん、元トッキュー隊長のIくん、武ちゃん、そして秘密のお一方と共に大いに盛り上がる。

土曜日、帰福。トロトロと寝てばかり。頭が働かない………。

2日間の睡眠時間は約6時間、飲んでる時間は15時間以上、寝る時間の倍以上、下手すると三倍くらいの時間飲んでる事になる。あんた、何しに東京に行ってんのと思われる方もいるかもしれない。でも、これが大切なものなのだ。会って話して飲んで、その人の今を感じる事。電話や手紙やメールではわからない、その人の現状、それを互いに見せ合う事で仕事が前に進んで行く。どんなに時代が進んでも、人間関係はやっぱりアナログなんじゃないかと思う。

―――でも、会計処理をする妻には言い訳に聞えているのかもしれないけど………。 

(C)CopyRight Yoichi Komori All rights reserved.