2010/8/9 月曜日

2010 その32´ 『姐さんインフォ』

小森陽一日記 10:43:42

月曜日の朝から上京するので、色々迷ったがブログの更新は帰ってからする事にした。だから今回は「´」、インフォメーションを記していこうと思う。

ウルトラマンシリーズ45周年記念商品として、この度「ウルトラヒロインメモリアル 第2弾」が発売される。初代ウルトラマンにおいて科学特捜隊の紅一点として大活躍したフジアキコ隊員、そのフォトフレームパネルだ。我が心の姐さん、桜井浩子さんがすべて直筆サインを入れた限定150枚のパネル、これはまさにホンモノのお宝だ!!

ウルトラファンの皆さん、フジ隊員のファンの皆さん、桜井さんファンの皆さん、このパネルはね、マジで買いですよ。

  詳しくはコチラをどうぞ!!
 
http://lalabitmarket.channel.or.jp/site/feature/uhnm02.html

2010/8/3 火曜日

『お次は避暑』

小森陽一日記 11:41:25

猛暑に読書と来たんで次は避暑の話題を一つ。毎年恒例、マイちゃんの避暑生活リポートだ。

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外飼いの犬達が今年も沢山訓練所に集っている。とんでもない下界の暑さを離れ、数度は気温の低い山の中へ避暑に訪れたのだ。森の中を歩いていると、確かに温度が違う事を肌で知る。おまけに道の横をずっと川が流れている為、一層涼しげに感じる。木陰ではヒンヤリするところだってある。アスファルトを散歩させると「ハァハァ」と間断なく舌を出すマイも、ここでは舌こそ出すものの、聞いているこっちが息苦しくなるほどの呼吸音ではない。

今日も訓練所には様々な家族が訪れ、夏の間離れて暮らすペットの様子を見に、散歩をしに、遊びに興じている。我が家のマイは友達犬も増え、夏バテもどこへやらで体重も増え、まるでロシアのおばちゃんのようにがっちりした下半身をふりふり、散歩しながらちょっと増え気味の脂肪を燃焼させていた。

9月になれば下界の暑さも落ち着くだろう。それに、嫁さんのアキレス腱のリハビリも終わりを迎えるだろう。帰って来たら朝と夕方、また近所のくんくんスポット(必ず立ち止まって匂いを嗅ぐ場所の事)を存分に嗅がせてやろうと思う。

最後にマイと一緒にハイ、チーズ!

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2010/7/27 火曜日

『猛暑と読書』

小森陽一日記 11:00:00

それにしても暑い………。連日気温は30度を軽く越えている。熱帯夜も続いてる。
庭に水を撒いても「ジュッ!」って蒸発する感じだ………。梅雨明けした途端まったく雨が降らんとは………極端過ぎるにもほどがあるっ!!

そんな猛暑の最中であっても読書だけは止められません。ここ最近はよくノンフィクションを読んでおりまして、例えば亀山早苗さんの「救う男たち」Ⅰ、Ⅱ。東京消防庁のレスキューに密着したドキュメントはとても読み応えがあって、じっくりと観察されている亀山さんの視線は深く参考になりました。高江洲敦氏の「事件現場清掃人が行く」。殺人、自殺、孤独死などが起こった部屋を跡形もなく綺麗にするという清掃人の現実。著者自ら体験談は筆舌に尽くし難いものがあります………。山崎大地氏の「宇宙主夫日記」、宇宙飛行士山崎直子さんの旦那さんが書かれた実話、宇宙飛行士を家族に、そして妻に持つという事はこんなにも犠牲が付いて回るという事に衝撃を受けました。

―――さて、衝撃と言えばこれ、木村元彦氏の「オシムの言葉」。あらゆる意味で衝撃を受けた一冊です。サッカーの前日本代表監督イビツァ・オシム、あの魔法のような哲学のような謎解きのような言葉がいったいどこから生まれて来るのか?この本を読めばそれがはっきりと分かります。オシム氏が体験した壮絶な人生とそこから育まれた言葉の数々………、これを知らずに通り過ぎなくて良かったと心から思わせてくれた一冊です。

「オシムの言葉」木村 元彦 (著) はこちら

それとはある意味対極にあるかもしれない男の人生譚がこれ、グレッグ・モーテンソン氏の「スリー・カップス・オブ・ティー」。どこにでもいる、決して人生をうまく転がせていない等身大の男、そんな男が起こしたとんでもない奇跡が描かれています。9.11、アメリカが狂信的にイスラムを憎んだあの時期、名もなきアメリカ人青年グレッグは、寄付で集めたお金を使って学校を作り始めます。それもイスラム世界の真っ只中で………。この本は夢と愛で出来ている本だと思いました。それくらい素晴らしい本です。

「スリー・カップス・オブ・ティー」グレッグ・モーテンソン (著)はこちら

色んな国の色んな人の人生、色んな考えを持ち、時に挫折し、時に喜びに満ち溢れ、笑って泣いて怒ってそしてまた笑う………。僕にとってノンフィクションとは、「心のマッサージ」みたいなものです。固くなった心を解きほぐすにはノンフィクションを読むのが一番効き目があるみたい!

2010/7/20 火曜日

『梅雨明け発表の日、夏男が吼えた!』

小森陽一日記 14:06:08

本日17日午前11時、このブログをスタートさせてからこれで4度目の梅雨明けが来た。遡って自分の記事を読み返してみたら、2007年は空梅雨だと言われていたのが一転、梅雨末期の大雨が降った年だった。2008年は「トッキュー!!」の連載が終了した頃、即ちほぼ例年通りに梅雨が明けて暑い夏が来た。2009年はエルニーニョ現象による異常気象で、中々梅雨も明けずついに本格的な夏は来なかった………。そして今年は―――、凄まじいまでのゲリラ豪雨で各地に大きな爪痕を残す極めて獰猛な梅雨………、それもようやく終りを告げ、青い空とギラギラした太陽と庭にクマゼミという3点セットが現れた。なんて事を綴っていたら携帯が鳴った。英明くんだった。

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「小森さん、凄いっスよ………。凄いことになってますよ………」
電話の向こうから興奮している様子が伝わって来る。「海猿3」を試写室で観て、煮えたぎったままの勢いで電話を掛けてきた感じだった。
「何が凄いの?」
「出来です出来!ほんとに凄いです!」
「主役がそこまで言うか」
「はい。マジ凄いです!」
もう凄い凄いのオンパレードだった。

【役者は初めて繋がった映画を目にした時、どうしても客観的に観る事が出来ない。ストーリーに入り込む前に、「このシーン、もっとこうすれば良かった」とか「あぁ、ここをカットしたのか………」とか、そんな事が気になってしまう】
かつて英明くんはこんな風に語った事がある。
『なるほど、役者ってそういう感じ方をするものなんだな………』
良い悪いではなくそれが役者の生理、そう思ったものだ。だが、そんな彼が「海猿3」を客観的に観られなかった。どっぷりと物語に浸かり、興奮し、涙まで流したと言う………。これには本当に驚いた。

スタッフに対する感謝、キャストに対する感謝、培ってきたチームワークの素晴らしさ、何度もそれを口にしていた。集大成として、きっと誰よりも強い想いがあったんだろう。だからこそ、作品の出来栄えに震えたんだと思う。  
「ほんとに凄いですから!」
僕に向かって力強くそう言い放った伊藤英明、その言葉には飾りも迷いも照れもない。これはどんな巧妙な宣伝よりも強い。きっとこれから、この想いを沢山の人にストレートにぶつけて行くんだと思う。そしてその想いは確実に沢山の人に伝わるに違いない。

僕は来週(このブログがアップされた時は今週)「海猿3」を観る。本当に楽しみだ。

2010/7/13 火曜日

『今回は日記風に―――』

小森陽一日記 14:02:15

「右足受難」

右足のアキレス腱を切った嫁さんの傷もようやく癒えてきたと思ったら、今度は親父が手術と相成った。ヘルニアである。少し前から腰が痛かったらしいが、6月末にはもう右足が痺れて動けない状態になっていた。幾つか病院を回り、判明したのが椎間板ヘルニアである。そこで切除手術を行なった。くしくもその日は七夕、織姫と彦星が年に一回出会う日だった。
結果は良好、動かせなかった右足もすっかり元通り、歩けるようになったと母から電話があった。日曜日、長崎に住んでいる妹夫婦と時間を合わせてお見舞いに行った。先に到着していた姪っ子と遊んでいた親父は顔色もよく、大きな個室で自由を満喫中の様子であった。それにしても右足の受難が続く。三度目の正直という事もあるし、右足には注意をしておこうと思う。

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「名古屋場所の番付表」

大相撲、名古屋場所は件の野球賭博問題で揺れに揺れ、とうとうNHKが中継をしないと決めた。
「あの相撲中継の穴を一体どうやって埋めるんだろう………?」
以前番組のディレクターをしていた関係もあり、相撲を中継しないという決定そのものよりも、中継が飛んで出来た穴をどうやって埋めるのか、そっちの方が気になった。そんな事も含め、この平成22年名古屋場所は今後の大相撲を語る上で、永遠に忘れられないものとして記憶されるんだろう。北の湖部屋のT力士からいつも送って頂いている番付表、そこには大勢の力士と並んで、「大関琴光喜」の文字がある………。国技と暴力団、一見真反対のようなイメージが結び付いてしまった衝撃、これを払拭するには相当の時間が掛かると思う。いや、もはや払拭は出来ないかもしれない。それを少しでも薄める方法があるとすれば、力士が力士として土俵の上で嘘のない勝負をする以外にない。それしか大相撲を甦らせる道はないと思う。

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「祝!ドラマ!!」 

我が盟友の話。久保ミツロウ原作の「モテキ」の連ドラが、いよいよ今週金曜日よりテレビ東京系列にてON AIRと相成る。マンガを続けていく上での曲折、ドラマ化までの遠い道のりや苦しみなど、実に様々な苦労があった事を僕は知っている。だからこそ、作品が大ヒットし、ついには実写というカタチになるという現実が素直に嬉しい。出来るなら久保ミツロウを神輿の上に乗っけて、「よっしゃよっしゃ!」「天才秀才偉人才人!」と掛け声を張り上げ、街を練り歩きたいほどである。
これで本人にも「モテキ」が来ればもはや言う事はない。

ほんとによかったな、みっちゃん。おめでとう!!

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