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第45話 『恐怖の超猿人』より 宇宙猿人 ゴーロン星人
VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:092
 


植物怪獣以上に思い入れが持てないのが猿系の怪獣である。だからキングコングにもゴローにも魅力を感じない。ただ猿がデカクなっただけの存在になんのワクワク感があろうか?子供の頃から新怪獣が猿系だとその回はどこか損をしたような気分になっていた。そんな理由で「宇宙猿人ゴリ」も今一つのめり込めなかった。当然の事ながら、このゴーロン星人にも思い入れはない。Jr.WORLDの世界を確立する為には外せないという義務感と、原型を担当したのが大好きな村田氏だという事だけで製作を開始したようなものだ。だが………、作り始めると急速に惹き込まれた。「ゴーロンってこんな口をしてたのか」、「へぇーっ、尻尾ってこんなに長かったんだ」などなど……。思い入れがないから知らない事が沢山あった。しかも、髪の毛や体毛の質感の変化など、村田氏の技の数々を存分に味わえるキットでもあったのだ。  
塗装はベースをブラックで、そこからブラウン系やイエロー系を上乗せしつつ、ブラッシングを施した。髪の毛はブラッシングする際若干ゴールドを混ぜ、その上から山吹色でタッチを加え、全身とは少し色の差が出るように仕上げてみた。





全高 全長 重量 原型師
135mm 225mm 245g 村田 幸徳